住宅ローンの返済方法の選び方

元利均等方式と、元金均等方式という2種類の返済スタイルが住宅ローンにはありますが、このことを知らないという人は意外とたくさんいます。

住宅ローンを決めることも重要ですが、家を買う時には、メーカー選びや、立地選び、間取りプランの確定など、決めなければいけないことがいくつもあります。

元金均等返済と、元利均等返済と、言葉面が面倒で、深く考えることを放棄してしまいたくなるでしょう。

返済の時点になって困ったことにならないように、住宅ローンを選択する時にはよく調べることが重要です。

元利均等返済では、元金と利息の合計額が同じになるように計算されているため、毎回の返済額が均等に設定されていています。

元金が同じままですので、金利が変動しない限りは、月々の返済金額は変わらないというものです。

1カ月ごとに支払う金額自体は変わらず、見た目上ではとてもわかりやすいですが、実際には、元金と、金利に相当する部分とは、後半になるに従って元金が増えていきます。

当時は、元金に対する利息の比率が高めですが、徐々に利息の占める割合が少なくなり、元金返済分が大きくなります。

月々の返済金額のうち元金が固定で、そこに利息を足しながら返済するのが元金均等方式です。

元金がどのくらい残っているかで利息も変動しますので、元金の返済が進み、残高が少なくなれば、利息も結果的に少なくはなっていきます。

よって元金均等返済のケースでは、住宅ローンの返済を初めた頃は金額が多く、将来的には返済額が徐々に減っていくことになります。

そのため、元金期返済方式は、元金均等方式と違って最初のうちは返済が大変かもしれませんが、元金の返済残高が早々と少なくなっていくという利点もあります。







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